【やってくれたな!】香川県ゲーム条例でパブリックコメント開示『全く同じ文章』多数あり

パブリックコメント 政治
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4月1日より施行されている、香川県の「県ネット・ゲーム依存症対策条例」

18歳未満のゲーム利用時間を1日60分などと定めた全国初のこの条例は、様々な議論を巻き起こし全国的に話題となりました。

以前から条例制定のプロセスの不透明さが問題視されていましたが、4月13日に地元メディアに開示されたパブリックコメントの内容に「不正があるのではないか?」と、さらなる疑念の声が多数あがりました。

ちなみに当サイトの香川県ゲーム条例に対する見解は、こちらの記事にまとめていますのでご一読ください↓

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パブリックコメントとは?

偉そうに物申している僕ですが、今回の香川県のゲーム条例関連のニュースに触れるまで「パブリックコメント」という言葉すら知りませんでした。

もし僕と同じようにパブリックコメントという言葉を初めて聞いたという人のために、先に簡単に説明だけしておきます。

パブリックコメントとは、今回の香川県のような公的な機関が条例や規則などを作る際に、広く公(一般市民など)の意見・情報・改善案などを求める手続きのことです。

条例の対象者などの幅広い意見を聴き、その意見を反映させることで、よりよい条例を制定させる目的で行われます。

通称パブコメと呼ばれます。

以上のように、パブコメ自体はとても良い制度ではありますが、今回このパブコメに不正があったのではないかとの疑惑が持ち上がりました。

はなから違和感ありまくりのパブリックコメント

以前から議会の透明性について疑問の声が上がっており、1月末から2月初めにかけて行われたパブリックコメントの結果に関する検討会は、メディアに非公開だったうえに30分程度で終了しており、議事録すら作成されていませんでした。

パブリックコメントの全意見は非公開のまま採決されてしまいましたが、今回地元メディアであるKSB瀬戸内海放送の記者が情報公開請求し、ようやく原本が開示されました。

香川県としては異例の2,600件以上のパブリックコメントが寄せられ、その84%にあたる2,269件が「賛成」だとする数字がこれまで発表されています。

全国的に反対意見も多く聞かれたこの条例に84%が賛成というのも違和感がありますが、そもそも賛成・反対を問うものではないパブリックコメントの賛否の割合をわざわざ持ち出すあたりも違和感ありまくりと言えるでしょう。

そして条例の検討委員会で「賛成多数だから早く採決しよう」と催促する声があり、30分程度で議論で切り上げたという報道もされています。

全く同じ文章が数パターン・・・

パソコン不正

今回開示された原本を仕分けしたところ、いくつか全く同じ文章のものが数パターンあることが判明したそうです。

『条例通過により明るい未来を期待して賛成します。賛同します』という1行の文章が、ほぼ同じ文言で多数寄せられているとのこと。

KSBの集計によると、「皆の意識が高まればいい」という内容が173通、「明るい未来を期待して…」が140通、「ネット、ゲームが子供達に与える影響様々ですので、賛成」が136通と、特に多くなっているようです。

全く同じ文面、改行のスペースまで同じものが、短時間(2月1日の11時21分、21分、22分、22分、23分…)に相次いで送信されていることも判明しています。

同一IPアドレスからの送信多数?

今回のパブリックコメントに関するニュースを放送したKSB瀬戸内海放送。

ニュースで公開されたパブリックコメントの原本の映像が流れると、同一のIPアドレス「192.168.7.21」が記載されていることを指摘する声が多数上がりました。

ネット上では、「賛成意見を水増しするために、誰かが香川県庁内から大量のパブコメを送ったのではないか」との批判の声が上がり、Twitterでは一時「IPアドレス」や「192.168.7.21」がトレンド入りする事態にまで発展しました。

この件については、IPアドレスが同一になるのは様々な要因があるので、内部による水増し票があったとは断定できないとのこと。

しかし、一部メディアには「会社の上司から『県のネットゲーム依存症対策条例に賛成のパブリックコメントを送るので、名前を貸してくれ』という依頼があった」との匿名での情報提供もあったようで、その真偽も含めて今後も検証を続けていくものとみられます。

正しく納得のいく検証を

様々な憶測が飛び交っていますが、そもそもの検討会が不透明な状態で進められ採決、施行まで行ってしまったことに問題があるので、このような疑念を持たれる事態になってしまったのだと言えるでしょう。

水増し票や名前貸し、動員については、引き続きマスコミの検証を待ちたい思います。

もうすでに施行されてしまったこの条例が今さら無しになることはないと思うので、ここは是非この条例がゲーム依存症にどれほどの効果があったのか、パブコメの賛否比率のごとく透明性のある具体的な数字を出して検証し公表て頂きたいと願います。

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