競馬歴12年、年間トータル収支プラスは一度も達成したことがないザコ馬券師の私が、糞の役にも立たない競馬考察をします。
毎週、日曜開催の重賞1Rのみに絞って、出走登録馬全頭の過去レースを知ったかぶりで分析していきます。
すべては自分の馬券力向上のために。
是非、参考にしないでください。
今週は今年最初のGⅠフェブラリーS。
現在、予想の方は12連敗中!
今週こそ・・・!
過去の分析&予想結果はこちら↓
2021年2月21日(日) フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m
まずはコース解説から。
スタートは2コーナーの奥から。
芝スタート。
最初のコーナーまで約650mとかなり長い。
最後の直線は日本のダートコース最長となる501.6m。
途中に緩い上り坂がある。
スタート後の芝コースが長いことと、最初のコーナーまでが長いこともあり、外枠有利となる。
脚質的には先行馬有利というデータが出ている。
レース当日の天気予報は晴れ。
前日までに雨が降ることもなさそうなので、パサパサの良馬場となり時計はそれなりにかかりそう。
ザックリこんな感じ。
フェブラリーS出走登録馬の過去レース分析①
直近2レース+αのレース分析です。
アルクトス 牡6 田辺裕信(57.0)

2走前 2020/12/6 チャンピオンズC GⅠ 中京ダ1800m 晴・良 普・M
9着
16頭5枠9番9人気
544kg(+2)
田辺裕信(57.0)
先行 1:50.3(37.4) チュウワウィザード(+1.0)
先団につける。
直線は内から良い感じに伸びてくるが、坂を上り切ったあたりで脚が止まってしまう。
距離長いのか。
【レース後コメント】
田辺裕信「この馬のポジションというところから運んで、3,4コーナーも有力馬の後ろをとれて、良い形で直線に向かいましたが、最後は一杯になりました。メンバーもそうですが、この距離で勝負に行って余計に止まったかもしれません」
1走前 2021/1/31 根岸S GⅢ 東京ダ1400m 晴・稍重 速・M
4着
16頭7枠14番6人気
544kg(±0)
田辺裕信(59.0)
先行 1:22.5(35.8) レッドルゼル(+0.2)
中団前目から。
コーナーでスルスルと位置を上げていく。
直線に入ると前が壁になり若干追い出しが遅れるが、内に潜って良い脚で伸びる。
最後は一杯になって差されてしまうが、斤量59kg、終始外を回ってこれなら良く走れている。
【レース後コメント】
田辺裕信「調教では重めだったが、本番前と考えれば思ったよりいい競馬ができた。今回のレースが、次に生かせれば」
東京ダ1600mでのレースも参考に。
6走前 2020/2/23 フェブラリーS GⅠ 東京ダ1600m 晴・良 普・M
9着
16頭1枠2番4人気
548kg(+8)
田辺裕信(57.0)
先行 1:37.0(38.3) モズアスコット(+1.8)
スタート良く2番手につける。
道中は逃げ馬に並んで走る。
手応えよく直線に入るが、残り300mあたりでかわされるとズルズル後退していく。
前から行き過ぎたか。
【レース後コメント】
田辺裕信「ワイドファラオと一緒にいく形になったけど、馬自体は力むことはなかった。下げてワイドファラオの後ろにハマるのは嫌でした。最後は少し甘くなりましたね。この馬は勝ちにいった。負けたことを悲観することはない。また出直したい」
評価
東京ダ1600mは死ぬほど走れる。
昨年のフェブラリーSは前過ぎたと判断。
前走、斤量59kgを背負って4着と好走。
ここは狙っていきたい。
インティ 牡7 武豊(57.0)

2走前 2020/12/6 チャンピオンズC GⅠ 中京ダ1800m 晴・良 普・M
3着
16頭7枠13番10人気
518kg(+7)
武豊(57.0)
逃げ 1:49.7(37.4) チュウワウィザード(+0.4)
逃げ馬とほとんど並んだ2番手につける。
直線は後続を離した状態で手応えよく入る。
最後は差されてしまうが、一杯になりつつも粘って3着。
中京は本当に得意。
【レース後コメント】
武豊「スタートはタイミングが合いませんでしたが、番手でも良い感じで運べました。3コーナーから4コーナーでかかってしまったので、そこをゆったり行けたら、もっと面白かったと思います。ただ、復活の兆しを見せてくれました」
1走前 2021/1/24 東海S 中京ダ1800m 雨・不良 普・H
12着
15頭4枠6番1人気
524kg(+6)
武豊(57.0)
逃げ 1:52.2(40.8) オーヴェルニュ(+0.3)
押して逃げる。
3コーナーから手が動き始め、直線に入る頃にはもう手応え無くなっている。
前半で力使い過ぎたか。
【レース後コメント】
武豊「1、2コーナーで内から競られてリズムに乗れませんでした。3コーナーでも早めに来られて厳しい競馬になったのもありますが、止まりすぎですね」
東京ダ1600mのレースも参考に。
4走前 2020/2/23 フェブラリーS 東京ダ1600m 晴・良 普・M
14着
16頭3枠5番2人気
514kg(-4)
武豊(57.0)
先行 1:38.3(39.0) モズアスコット(+3.1)
4番手あたりにつける。
直線に入って追い出すも、全く伸びずにズルズル後退。
ハナに立たなくても好走していたのに、どうしたのか。
【レース後コメント】
「全然、この馬らしさがありませんでした。馬場に出て、返し馬はうなるほどの感じだったのですが…。初めて全然走らない感じになりました。走りのバランスが良くありませんでした。何ともなければいいのですが」
評価
2年前のフェブラリーS勝ち馬。
近走はギリギリ馬券に絡むか大敗するかと、安定しない。
全く走れなくなったという訳でもないので、スパッと切りづらい。
エアアルマス 牡6 松山弘平(57.0)

2走前 2020/11/8 みやこS GⅢ 阪神ダ1800m 晴・良 普・M
4着
10頭8枠10番3人気
498kg(+14)
松山弘平(58.0)
先行 1:51.2(38.7) クリンチャー(+1.3)
2番手につける。
4コーナーで先頭に立つが、直線に入ってすぐクリンチャーにかわされる。
最後は完全に脚が止まってしまい、勝ち馬に離された4着。
9ヶ月半の休養明け、58kgを背負ったらこれぐらいか。
【レース後コメント】
松山弘平「勝ち馬に早めに来られましたが、最後までよく頑張っています。この馬も良くなっています」
1走前 2020/12/6 チャンピオンズC GⅠ 中京ダ1800m 晴・良 普・M
10着
16頭2枠4番8人気
494kg(-4)
松山弘平(57.0)
逃げ 1:50.4(38.1) チュウワウィザード(+1.1)
インティと2頭で逃げる。
直線は結構頑張るも、残り200mで力尽きてしまう。
道中インティに競られて力んだか。
【レース後コメント】
松山弘平「スタートが速く、持ったまま行く形になりました。リズム良く運べて、砂も被らずに行けたのですが、手前を中々替えませんでした。その辺りは左回りというのが影響したのかもしれません」
東京ダ1600mのレースも参考に。
4走前 2019/11/9 武蔵野S GⅢ 東京ダ1600m 晴・良 速・M
11着
16頭3枠5番1人気
480kg(-4)
川田将雅(56.0)
差し 1:36.2(36.4) ワンダーリーデル(+1.6)
3番手あたりにつけるが、バランスを崩したような様子を見せ位置を下げる。
そこから激しく追って3コーナーに入っていく。
直線は中団後方当たりの位置で入り、追っても伸びてくることなく終わる。
チグハグな競馬となった。
【レース後コメント】
川田将雅「砂を被ってしまうとこうなってしまいます。内枠が当たった時点で厳しい競馬でした」
評価
どうやら左回りは苦手っぽい。
砂を被るのもダメっぽい。
今回はこの馬には合っていないと思う。
エアスピネル 牡8 鮫島克駿(57.0)

2走前 2020/11/14 武蔵野S GⅢ 東京ダ1600m 晴・良 普・H
3着
16頭4枠7番8人気
494kg(+6)
三浦皇成(56.0)
差し 1:35.3(36.1) サンライズノヴァ(+0.3)
中団から。
直線は馬場の真ん中から良い脚でグングン伸びる。
最後は一杯になって3着に。
良い走りは出来ている。
【レース後コメント】
三浦皇成「良いところにつけて、前もうまくあいてくれました。結果的にスムーズに行きすぎて、長く脚を使うことになってしまいました」
1走前 2020/12/6 チャンピオンズC GⅠ 中京ダ1800m 晴・良 普・M
7着
16頭3枠6番12人気
492kg(-2)
福永祐一(57.0)
追込 1:50.2(36.6) チュウワウィザード(+0.9)
後方に控える。
直線で追い出すとジワジワと伸びるが、最後までジワジワのままで前との差を詰められず。
これが実力なのか。
【レース後コメント】
福永祐一「内で脚をためて、最後はじりじりと伸びて、差を詰めてくれた。もう少し短めのマイルくらいがベターだと思う」
評価
2走前、同舞台で良い走りができている。
福永曰くマイルがベターとのこと。
年齢的に上積みは厳しいが、この舞台なら好走を期待できる。
オーヴェルニュ 牡5 未定(57.0)

2走前 2020/12/20 ベテルギウスS L 阪神ダ1800m 晴・良 普・S
1着
16頭6枠12番5人気
472kg(+10)
C.ルメール(57.0)
先行 1:51.9(36.5) テーオーケインズ(-0.0)
3,4番手につける。
直線は最後の最後までしぶとく伸びて差し切る。
展開向いた。
【レース後コメント】
C.ルメール「よく頑張ってくれました。良いポジションで、冷静に走ることができました。その後、直線では少しずつペースアップして、ラストまでよく頑張ってくれました。外の馬が来た時は、また反応しました。能力のある馬ですね」
1走前 2021/1/24 東海S GⅡ 中京ダ1800m 雨・不良 普・H
1着
15頭6枠11番2人気
476kg(+4)
川田将雅(56.0)
先行 1:49.2(37.8) アナザートゥルース(-0.3)
3番手につける。
コーナーで徐々に前との差を詰め、直線は先頭で入る。
直線で追い出すと後続を突き放し、最後まで衰えることなく圧勝。
馬場のおかげもあるかもしれないが、それにしたって強い勝ち方。
【レース後コメント】
川田将雅「乗るのが久しぶりになりましたが、良い競馬が続いていたので、どういう変化があるかと思い競馬に臨みました。ずっと流れが速いですし、手応え良く追走していたので、我慢するよりも進んで行く方が楽だと考えました。勝ちに行こうという競馬をしたらああいう形になりました。
どうしても前の方で競馬をしないと苦しいのが今の馬場状態なので、しっかりと全体で競馬をしていくつもりで乗りました。大きな変化はありませんでしたが、能力は高いです。コントロールは難しい馬だったので条件が上がる方がペース自体我慢するよりも前で進んで行く時間が長くなるので、この馬にとってはその分競馬がしやすくなるかなと思います」
西村真幸調教師「行く馬はいて前も止まらないので、それを見ながら好位から運ぶのが良いだろうという競馬で作戦通りでした。雨が降っても不安はありませんでした。
兄のヴォージュも含めて晩成ですね。以前川田騎手が乗ってから感じていた我慢させるという課題をクリアしてきました。ここ2戦折り合いをつけて終いを伸ばすような競馬をしたことで、川田騎手の乗り方が合ったのでしょう。最近は輸送しても体重が減らなくなりました」
東京ダート1600mでのレースも参考に。
13走前 2019/4/21 3歳500万 東京ダ1600m 晴・良 遅・M
7着
13頭6枠9番8人気
438kg(-10)
内田博幸(56.0)
差し 1:40.3(37.6) カフェクラウン(+1.1)
中団から。
直線に向いて追い出すも、砂を被るのが嫌なのか顔を背ける仕草。
最後まで伸びずに終わる。
評価
ここ3走で明らかに覚醒した。
前走は馬場のおかげもあるかもしれないが、それにしても強い勝ち方。
東京は1戦して勝てていないし、1600mもその時以来。
でも今なら違うはず。
その他の馬の分析は次回!
次回、フェブラリーS2021の出走登録馬全頭過去レース分析その2はこちら↓
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