競馬歴12年、年間トータル収支プラスは一度も達成したことがないザコ馬券師の私が、糞の役にも立たない競馬考察をします。
毎週、日曜開催の重賞1Rのみに絞って、出走登録馬全頭の過去レースを知ったかぶりで分析していきます。
すべては自分の馬券力向上のために。
是非、参考にしないでください。
先週のマイルCSはガミったものの、一応的中できたということで・・・。
今週のジャパンカップも全力で予想していきます!
先週のマイルCSの予想はこちら↓
2020/11/29(日) ジャパンカップ GⅠ 東京芝2400m
まずはコース解説。
東京競馬場Cコース2週目。
芝2400m。
スタートから最初のコーナーまで平坦の直線が約350mあり、内外の不利は無さそうだが、外枠の距離ロスはあるにはある。
最終コーナーを回ったあたりから緩やかな上り坂が続きラスト300mは平坦コースが最後まで続く。
力の紛れが少なく、人気の実力馬が勝ちやすいコースと言える。
天気予報は晴。
1週前の時計は、早くも遅くもない、もしくは若干掛かり気味の馬場だと見ます。
ザックリこんな感じ。
ジャパンカップ出走登録馬の過去レース分析①
直近1年+αのレース分析です。
アーモンドアイ 牝5 C.ルメール(55.0)
4走前 2019/12/22 有馬記念 GⅠ 中山芝2500m 曇・良 速・H
9着
16頭5枠9番1人気
486kg(+6)
C.ルメール(55.0)
先行 2:32.3(36.9) リスグラシュー(+1.8)
馬群のちょうど真ん中あたりに構える。
道中ちょっと行きたがってるように見える。
直線向いて先頭に立ちかけるが、坂で完全に失速。
距離が長いのか、中山が合わないのか、掛かって脚を溜めれなかったのか。
3走前 2020/5/17 ヴィクトリアマイル GⅠ 東京芝1600m 晴・良 速・M
1着
16頭6枠12番1人気
486kg(±0)
C.ルメール(55.0)
先行 1:30.6(32.9) サウンドキアラ(-0.7)
5番手あたりにつける競馬。
最後の直線、坂を上り切ったあたりからスルスルと前に抜け出し、鞭を打つことなく軽く追うだけで大勝。
他馬との力の差は歴然。
2走前 2020/6/7 安田記念 GⅠ 東京芝1600m 晴・稍重 速・M
2着
14頭4枠5番1人気
488kg(+2)
C.ルメール(56.0)
追込 1:32.0(33.9) グランアレグリア(+0.4)
出遅れて後方からの競馬。
直線ジワジワと伸びるが、勝ったグランアレグリアが強かった。
出遅れてなくても厳しかったのでは。
1走前 2020/11/1 天皇賞(秋) GⅠ 東京芝2000m 曇・良 速・S
1着
12頭7枠9番1人気
490kg(+2)
C.ルメール(56.0)
先行 1:57.8(33.1) フィエールマン(-0.1)
4番手の好位から。
最後の直線は坂登りきるまでは持ったまま、残り300mから追い出し開始という、ヴィクトリアマイルと似た展開。
しかし鞭を数発入れ、最後は差を詰められている。
楽勝ではない。
東京芝2400mも。
10走前 2018/5/20 優駿牝馬 GⅠ 東京芝2400m 晴・良 普・M
1着
17頭7枠13番2人気
462kg(-2)
C.ルメール(55.0)
追込 1:33.1(33.2) ラッキーライラック(-0.3)
スタート直後、掛かり気味に中団前目につける。
道中は折り合いもいい感じ。
直線向いて、坂の頂上辺りから追い出しを開始するとスルスルと先頭へ。
最後までしっかり伸びていて、後続馬との差を少し離してゴール。
距離は良さそう。
8走前 2018/11/25 ジャパンカップ GⅠ 東京芝2400m 晴・良 速・S
1着
14頭1枠1番1人気
472kg(-8)
C.ルメール(53.0)
先行 2:20.6(34.1) キセキ(-0.3)
道中2,3番手という、かなり前目の競馬をするも、折り合いはついている。
最後の直線は、逃げるキセキをピッタリマークし、平坦コースに入るとあっさりかわし最後まで脚が止まることなくゴール。
圧勝。
評価
東京は良く走るし、ルメールも仕掛けどころをしっかり理解している感じ。
特に死角は見当たらないが、引退レース、そして前走・天皇賞秋の最後の伸びが鈍ったところを見ると、もしかしたら衰えなのか?という疑念も無くはない。
他にいい馬がいるなら対抗あたりに下げたいところ。
ウェイトゥパリス 牡7 M.デムーロ(57.0)

7走前 2020/3/15 エクスビュリ賞 GⅢ サンクルー芝2000m 不良
6着
9頭2枠1番
C.デムーロ(59.0)
追込 2:15.7 SIMONA(+0.9)
出遅れて最後方から。
直線の伸びはいまいち。
前からの競馬の方がいいのか。
6走前 2020/5/11 アルクール賞 GⅡ ロンシャン芝2000m 重
2着
9頭8枠3番
ブドー(57.0)
差し 2:06.7 SHAMAN(+0.1)
道中は中団待機、前に馬を置いて行かないようにしてる感じ。
直線は前の馬を避けて進路を替えながら追う。
最後までジリジリと伸びて2着。
切れる脚は無さそう。
5走前 2020/5/31 シャンティイ大賞 GⅡ ドーヴィル芝2500m 良
1着
6頭2枠3番3人気
ブドー(57.0)
追込 2:38.0 FREVCH KING
また出遅れて後方からの競馬。
最後の直線は馬群を割って早めに先頭に。
最後は後続馬を突き放しての大勝。
スタート良くないみたいだが、良馬場ならいい脚使えるのか。
4走前 2020/6/14 ガネー賞 GⅠ シャンティイ芝2100m 稍重
2着
5頭2枠1番1人気
ブドー(58.0)
追込 2:06.3 ソットサス(+0.0)
毎度の出遅れ。
最後方からだが、5頭立てで一団となった馬群の最後方なので、実質先行ぐらいの位置。
直線は最後までジワジワと脚を伸ばし、のちの凱旋門賞馬ソットサスと差の無い2着なので、これは強いと言えるのでは。
3走前 2020/6/28 サンクルー大賞 GⅠ サンクルー芝2400m 良
1着
5頭1枠1番1人気
ブドー(58.0)
追込 2:29.9 NAGANO GOLD
この馬がまともにゲートを出ることはもう無いのか。
道中は最後方に構えるも、少し掛かり気味にずっと進む。
最後の直線、緩やかな坂がずっと続くサンクルー競馬場で、最後までしぶとく伸びての1着。
坂を走るパワーはある。
2走前 2020/9/13 フォワ賞 GⅡ ロンシャン芝2400m 良
5着
5頭2枠1番3人気
ブドー(58.5)
差し 2:33.7 アンソニーヴァンダイク(+0.5)
スタートで出遅れるうえに、外によれた1枠の馬と接触するアクシデント。
道中は中団で構えるが、少し行きたそうな素振り。
直線の伸びはいまいちで、前の馬に放されることも無ければ、詰めることもなく終わる。
スタートの接触の影響か、使い詰めで疲れているのか。
1走前 2020/10/4 凱旋門賞 GⅠ ロンシャン芝2400m 曇・不良
9着
11頭6枠3番8人気
メンディ(59.5)
2:40.8 ソットサス(+1.5)
スタートはまずまず、後方内で控える競馬。
じっと溜めて、直線最内を突いて追込み開始するも全く伸びず。
馬場が悪いとダメなのか、いい加減疲れが溜まっているのか。
評価
ジャパンカップを含めると、8カ月で8走というかなり厳しいローテーションな上に海外遠征。
どう考えたって疲れは溜まっているはず。
デビュー以来、時計のかかる重い馬場しか走っていないし、2018年の凱旋門賞以外はほとんどが少頭数のレースばかり。
日本の軽くて速い馬場に対応できるかどうかは未知ですが、買う要素は見当たらない。
消しで。
カレンブーケドール 牝4 津村明秀(55.0)
3走前 2019/11/24 ジャパンカップ GⅠ 東京芝2400m 曇・重 遅・M
2着
15頭1枠1番5人気
466kg(+2)
津村明秀(53.0)
先行 2:26.0(36.9) スワーヴリチャード(+0.1)
道中は4番手から。
内枠沿いを通ってコースロスなく運び、直線では一旦は先頭に立つもスワーヴリチャードにかわされて2着。
最後までしっかり伸びて、ゴール前は少し差を詰めている。
強い競馬はしているが、斤量の恩恵もあるか。
2走前 2020/2/16 京都記念 GⅡ 京都芝2200m 雨・重 遅・M
2着
9頭1枠1番2人気
466kg(±0)
津村明秀(54.3)
差し 2:16.8(35.9) クロノジェネシス(+0.4)
スタートで行き脚つかず、後方からの競馬。
最後の直線はグングンと伸びて行き、クロノジェネシスには届かなかったが良い脚を見せた。
決してスムーズとは言えない競馬で強さを見せた。
1走前 2020/9/27 オールカマー GⅡ 中山芝2200m 曇・稍重 遅・S
2着
9頭8枠8番2人気
472kg(+6)
津村明秀(54.0)
先行 2:15.5(35.1) センテリュオ(+0.0)
前目の競馬。
道中、少し掛かり気味。
3コーナー手前のあたりから馬が行ってしまったのか、早めに先頭に並びかける。
直線に入るとすぐに先頭に立ち、最後の坂でさすがに脚がなくなるもギリギリまで粘り、差の無い2着。
7ヶ月半の休養明け、道中のちぐはぐさを考えれば、これで2着はなかなかに強いと見ます。
良馬場で行われたオークスも。
6走前 2019/5/19 優駿牝馬 GⅠ 東京芝2400m 晴・良 速・M
2着
18頭5枠10番12人気
460kg(-4)
津村明秀(55.0)
先行 2:22.8(35.1) ラヴズオンリーユー(+0.0)
道中は先団に取りつけて進む。
折り合いもばっちり。
直線は一旦は先頭に立つも、残り200mぐらいから厳しくなりかわされる。
が、かわされたのち、馬体を合わせ最後まで差を広げられずに粘ってゴール。
勝負根性ある。
評価
相手なりに好走し続けており、力はかなりあると思うが、ここで勝ち切りは考えづらい。
早い馬場も重い馬場も関係なく好走し、前からでも後ろからでもしっかり走れるのが強み。
叩き2走目の上積みも考えれば、2着までなら全然あるのでは。
キセキ 牡6 浜中俊(57.0)
6走前 2019/12/22 有馬記念 GⅠ 中山芝2500m 曇・良 速・H
5着
16頭6枠11番7人気
506kg
ムーア(57.0)
差し 2:31.6(35.8) リスグラシュー(+1.1)
スタート出遅れ、追って追って中団後方へ。
道中はしっかり折り合いついている。
直線は外に持ち出し、最後の坂もしっかり伸びているが前には届かず。
出遅れて後ろからだとこれぐらいか。
5走前 2020/3/22 阪神大賞典 GⅡ 阪神芝3000m 曇・良 速・S
7着
10頭8枠9番1人気
506kg(±0)
川田将雅(57.0)
先行 3:03.6(36.7) ユーキャンスマイル(+0.6)
大きく出遅れる。
1週目ホームストレッチから、若干掛かり気味にスルスルと先頭に並ぶも、向こう正面で掛かって少し位置を下げる。
最後の直線に向いて先頭に立ち、結構粘るも坂で力尽きる。
出遅れ癖をどうにかしないと勝負にならないのでは。
4走前 2020/5/3 天皇賞(春) 京都芝3000m 曇・良 遅・S
6着
14頭5枠8番3人気
512kg(+6)
武豊(58.0)
逃げ 3:17.3(36.8) フィエールマン(+0.8)
スタート決まり、3番手につける。
1週目ホームストレッチで先頭に立つと、そのままレースを引っ張る。
最後の直線まで手応えよく運ぶが、直線に入ると割と早く脚がなくなりズルズル後退していく。
スタート決まったからどう、とかより衰えてきた可能性も見え始める。
3走前 2020/6/28 宝塚記念 GⅠ 阪神芝2200m 曇・稍重 遅・M
2着
18頭7枠14番6人気
502kg(-10)
武豊(58.0)
先行 2:14.5(37.2) クロノジェネシス(+1.0)
スタート微妙で後方からの競馬。
向こう正面でジワジワと中団あたりまで上げていき、3コーナーから抜群の手応えで先頭集団に並びかける。
直線も最後までしっかり伸びているが、前を行くクロノジェネシスには離されてゴール。
力負け。
2走前 2020/10/11 京都大賞典 GⅡ 京都芝2400m 晴・稍重 遅・M
2着
17頭1枠2番1人気
502kg(±0)
浜中俊(57.0)
差し 2:25.7(34.3) グローリーヴェイズ(+0.1)
行き脚つかず最後方から。
3コーナー手前から、馬が勝手に行くような形でスルスルと中団へ位置を上げていく。
4コーナーはかなり外を回って追い出し開始。
直線に向くと凄い脚で伸びてくるも、残り200mで鈍ってきて、前との差を詰められずにゴール。
強いけど、本質的には後ろからの馬ではないのかも。
1走前 2020/11/01 天皇賞(秋) GⅠ 東京芝2000m 曇・良 速・S
5着
12頭6枠8番4人気
508kg(+6)
武豊(58.0)
先行 1:58.6(34.1) アーモンドアイ(+0.8)
スタート決まり3番手で競馬。
道中少しだけ掛かりながら進む。
直線までは理想のレース運びができていると思うが、追い出してからの手応えは悪く完敗。
スタート出たってこれぐらいか。
2年前のジャパンカップも参考に。
12走前 2018/11/25 ジャパンカップ GⅠ 東京芝2400m 晴・良 速・S
2着
14頭5枠8番4人気
504kg(+8)
川田将雅(57.0)
逃げ 2:20.9(34.7) アーモンドアイ(+0.3)
持ったまますんなりハナを切って単騎の逃げ。
ペースを落としてゆったり逃げる。
直線でも手応えは良く、アーモンドアイには簡単にかわされるも、最後までしっかり粘っている。
今でもこの競馬ができるのなら・・・。
評価
とにかくスタートの不安が大きすぎる。
後ろからでも好走はしているが、切れる脚を持っているわけではない。
スタートをうまく切れたとしたら、2番手3番手に控えるのではなく、思い切って逃げたほうが可能性があるのでは。
何にせよ不確定要素が多すぎるため、積極的には買いづらい。
仮にすべてがうまくいったとしても、それでもアーモンドアイに先着するとは思えないので、他に買う馬がいない、もしくは人気しないならヒモで買うぐらいか。
クレッシェンドラヴ 牡6 内田博幸(57.0)
3走前 2020/1/5 中山記念 GⅢ 中山芝2000m 晴・良 普・M
7着
17頭2枠3番1人気
494kg(-2)
内田博幸(57.0)
追込 1:59.9(34.9) トリオンフ(+0.4)
下げて後方からの競馬。
3コーナーから早めに追い出し開始。
直線、内を突こうとするが前が壁になっており、外に出しす。
その分、仕掛けが遅れるが最後の坂はグングン伸びてきている。
内を突けていれば馬券内もあったかも。
2走前 2020/7/12 七夕賞 GⅢ 福島芝2000m 曇・重 遅・M
1着
16頭2枠3番3人気
498kg(+4)
内田博幸(57.0)
差し 2:02.5(36.6) ブラヴァス(-0.2)
中団後方からの競馬。
今回も3コーナー手前から追い出し開始。
直線はいい具合に前が開き、ロスの無い競馬で、最後は余裕を持って勝利。
休養明けに、最高の競馬。
1走前 2020/9/27 オールカマー GⅡ 中山芝2200m 曇・稍重 遅・S
4着
9頭1枠1番4人気
494kg(-4)
内田博幸(56.0)
先行 2:15.8(35.2) センテリュオ(+0.3)
前からの競馬。
ラストの坂まで伸びてはいるが、後ろからくる馬の勢いには負けて4着。
本質的には後ろから行きたい馬ということか。
評価
ほとんど小回りコースでしか走っておらず、東京は未勝利時に走ったのだけなので、東京の長い直線がどう出るか、正直走ってみないと分からない。
後ろでしっかり脚を溜める競馬ができれば、好走できる力はあると見てます。
上位3頭との力の差はハッキリあると思うけど、ヒモには入れたい。
続きは次回!
ジャパンカップ出走登録全頭レース分析その2はこちら↓
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