新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、各ジャンルのイベントが無観客での開催をしたり、中止にせざるを得ない状況が続いています。
この自粛ムードがいつまで続くのか分からず、大きな不安を抱えている関係者が多い中、大手動画配信サービス『U-NEXT』が手を挙げました。
無観客ライブを配信するためのインフラ無償提供
3月6日、U-NEXTは公式ホームページ上にて、「 無観客興行を配信するためのインフラ無償提供プログラム 」を開始したことを発表しました。
概要
新型コロナウイルスの影響で、イベントを無観客で行う予定、もしくは無観客で行った映像を収録した興行主、アーティスト、それらイベントに関わったすべての人をサポートすべく、U-NEXTの配信インフラを無償提供するというものです。
視聴料金、売り上げについて
イベント視聴の価格や、配信形態は主催者側が決めることができます。
そこで発生した売上については、U-NEXTによる手数料の徴収は行わずに、 決済手数料および音楽著作権使用料を除くすべてを権利保有者へ還元されます。
対象となるイベント
新型コロナウイルス感染症の影響で、無観客で開催された映像を収録済み、もしくはこれから収録予定のイベント。
対象期間
4/30(木)まで
※受付期間は、状況を考慮して延長を検討します。
配信場所
U-NEXTのプラットホーム
視聴者について
本プログラムの対象作品は、月額プラン利用会員でなくても視聴できます。
お問い合わせ先
お問い合わせフォームから、 「お問い合わせ内容」欄に「無観客興行を配信するためのインフラ無償提供プログラム」と記載してご連絡ください。
まとめ
新型コロナウイルスの感染被害が日々拡大している中、いつまで自粛ムードが続くのか分からず、先の見えない状況が続いています。
そんな中、U-NEXTが「 エンターテイメントを配信する企業として、また、音楽・ライブ・舞台を愛する者として、 興行主・アーティスト、およびイベントに関わるすべての方をサポートしたい 」という思いから立ち上げたこのプログラム。
先行きの見えなかった方々の、ひとつの光となってくれることを願います。
また、コロナ被害を受けている他ジャンル・他業種の方たちへの、救済策のヒントになればと思います。
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