スターチャンネルEXにて配信が開始された『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』第2話を観ました。
ラヴクラフト知識ゼロの僕がドラマを観た感想をまとめていきます。
第1話の感想はこちら↓
第2話『月に降りた白人』感想(ネタバレ注意!)
ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!
アーダム・ロッジ
宮殿に招き入れられた3人。
はしゃぎまくるレティーシャとジョージ、そして一人沈鬱な表情を浮かべるアティカス。
この宮殿は「アーダム・ロッジ」という名で、現在の所有者はサミュエル・ブレイスホワイト。
娘のクリスティーナ・ブレイスホワイトは、シルバーのセダンでアティカスたちを助けてくれたあの女性。
アティカスたちを招き入れた男性はウィリアムで、執事ではなくクリスティーナの友人らしい。
アティカスの父は、クリスティーナとボストンへ行っているらしいが、詳しいことは何も教えてくれず、何かを隠していると怪しむアティカス。
昼食時に昨晩のモンスターの話をすると、なぜかそこだけ記憶がポッカリ抜け落ちてしまっているレティーシャとジョージ。
逆にアティカスの気がふれたと思われる始末。
大破したはずの愛車ウディも、なぜか元通りに。
アティカスの妄想だったのか?
謎が多すぎですが、アティカスは父親はまだアーダムにいると睨み、村の探索に向かうのでした。
犬笛、あと秘密の遺産の相続権についてのわりと重要な話
村に着くと、昨晩モンスターを撤退させた笛の音が。
笛の音がする方へ行くと、石造りの塔と犬を連れて笛を吹いている女性がいます。
どうやら犬笛のようで、昨晩のことは知らない様子。
この塔は牢獄なのかと聞くと笑われ、食糧庫であると教えられます。
しかしこの女、確実に怪しい。
塔の中を見たジョージは地下牢があると確信します。
きっとそこにアティカスの父がいるはず。
日も落ち、アーダム・ロッジへ帰る森の中で、ジョージはアティカスの母の話を思い出します。
アティカス母の先祖にハンナという名の女性がいて、主人の家が火事になり逃げたとのこと。
その話は、アーダム・ロッジの創設者タイタスの話と重なります。
タイタスは奴隷たちに異様に優しく接していたとのこと。
どうやら、ハンナはタイタスの子供を身ごもった状態で火事から逃げたらしく、そのハンナの子孫であるアティカスに秘密の遺産の相続権があるっていう話なのか、多分。
そんな話をしていると、昨晩のモンスターがまた登場!
ビビる3人でしたが、先ほどの犬笛の女とクリスティーナが現れて、笛を吹いて助けてくれます。
やはりこの犬笛は昨晩の笛だったみたい。
そして次の瞬間、レティーシャとジョージはまたモンスターの記憶だけ失っているのでした。
一体どういうこと?!
魔術使えんの?!
サミュエルの研究室に連れていかれたアティカス。
そこではサミュエルの内臓を取り出す手術が行われています。
手術をしているのは医者というより黒魔術師みたいな感じの人。
うめき声を上げるサミュエル。
無事、生レバー取り出しに成功。
しかし何のために?
術後、アティカスを見たサミュエルは明らかに黒人を毛嫌いしている様子。
目的はよく分からないが、楽園(エデン)を取り戻すためにアティカスが必要になるとか何とか。
その後、アティカスとクリスティーナは部屋に戻り会話。
レティーシャとジョージの記憶を失わせたのは、クリスティーナが魔術を使ったからだとかブッ飛んだことを言い出すアティカス。
かと思いきや、早々に魔術を使ったことを認めるクリスティーナ!
そもそもあのモンスターはクリスティーナの番犬で、口封じのために記憶喪失にさせたらしい。
アティカスに頼まれて、2人の記憶を戻すクリスティーナ。
すると、突然記憶が蘇った2人の部屋から叫び声が。
2人とも急に思い出して発狂寸前。
アティカスは2人のもとへ行こうとしますが、部屋の入口に結界みたいのを張られて部屋に閉じ込められてしまうのでした。
何かいろいろ急展開すぎて、このあたりから置いてけぼりになりました・・・。
3人の幻覚
発狂して部屋から抜け出そうとするレティーシャ。
すると部屋の扉が開き、アティカスが入ってきます。
怯えるレティーシャをなだめるアティカス。
レティーシャは母親との酷い昔ばなしをし、なんだかんだでアティカスと良い感じに。
この2人意外と早くデキるんだ、とか思ってると、カメラはそのままアティカスの部屋に。
なぜかこっちにもアティカスがいます。
アティカスの部屋では、クローゼットからジアという名の女兵士が飛び出してきてアティカスに襲い掛かります。
一方ジョージの部屋では、ジョージが財布に入れている写真の女性が現れます。
死んだ元恋人なのか、それとも、もしかしてアティカスの母親なのか?
どうやら3人とも幻覚を見せられているよう。
レティーシャの部屋では、アティカスのパンツの中からちんこ蛇が飛び出してきて格闘に。
アティカスの部屋では、激しい戦闘の末にアティカスがジアを絞め殺します。
ジョージは、いち早く幻覚であることに気づき、写真の女性は消えていくのでした。
そんな3人の様子を、マジックミラーよろしく、外から眺めるロッジ会員たち。
気持ちの悪い謎展開。
事が済み、部屋の外に出てくる3人。
動揺するアティカスとレティーシャをなだめるジョージ。
3人の正気を失わせ、恐怖を植え付けようとしているとのことだけど、何のため?
いよいよ謎は深まるばかり。
太古の夜明け団
「夜明けの式」という、ロッジ会員たちの晩餐会に招かれたアティカスとジョージ。
アダムや創設者タイタスを倣って、自らを捧げたというサミュエル。
晩餐会の食卓に出されたのは、先ほど手術で取り出したサミュエルの生レバーでした。
ここでジョージが立ち上がります。
ジョージは自室の本棚の裏に隠し扉を見つけ、その中で「太古の夜明け団」という本を見つけました。
この集まりは秘密結社「太古の夜明け団」というらしく、その本は秘密結社の内規らしい。
内規によると、太古の夜明け団には黒人は入れないが、タイタスの直系の血族は自動的に会員になれるとか。
ということは、アティカスは自動的に太古の夜明け団の会員であり、さらにはタイタスの直系血族は他の会員に命令ができるらしい。
アティカスは、サミュエル以外の会員を立ち去らせます。
アティカスはサミュエルに父親の居場所を聞き、村の石造りの塔へ向かいます。
塔の地下はやはり牢屋になっていて、アティカスの父モントローズがいた形跡が残っています。
どうやらモントローズは自力で脱獄した模様。
モントローズが脱獄に成功した先で、ようやく3人とご対面。
助けに来たことに対して怒るモントローズ。
こいつは厄介そう。
とりあえず4人は車で逃げることに。
車内ではアーダム・ロッジの話。
太古の夜明け団は不死の力を得ることに執着しているとのこと。
そんな話をしていると、車は「見えない壁」に激突してフロントがひしゃげます。
外にも結界が張られていた模様。
『キャビン』みたい。
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もうこの時点で全員即死でもおかしくないけど、とりあえず全員無傷。
車から降りてきたレティーシャは、サミュエルに腹を撃たれて絶命。
そしてジョージも撃たれてしまうのでした。
儀式
アティカスは「儀式」の準備をさせられます。
「儀式」とは、エデンの園の扉を開くためのもの。
その扉を通れば不死になれるとサミュエルは信じているそうです。
その儀式はタイタスも試みたが失敗。
そのタイタスの直系血族であるアティカスが必要になるとのこと。
一方、死んだと思ったレティーシャは息を吹き返します。
傷痕もきれいさっぱり消えています。
どうやらサミュエルが治したっぽい。
どうやって治したのか分からないが、これ既に不死の力持ってるんじゃないの?なんて疑問も湧いてきます。
そしてジョージも治してほしいなら儀式に参加しろ、というのが交換条件みたい。
もちろんジョージのために儀式に参加するアティカス。
腹を撃たれて息も絶え絶えなジョージを看病するモントローズ。
2人の会話の中で、アティカスはモントローズの子供ではないって話が出てきたりします。
どうやら本当っぽい。
そんなこんなで儀式が始まります。
超カッコいい詩の朗読をバックに、謎の儀式は進みます。
体に金色の光が纏わりつき、苦しそうなアティカス。
エデンの園の扉の向こうには、おそらくアティカス母の先祖ハンナの姿が。
いよいよ儀式も絶頂を迎えたところでアティカスが絶叫。
すると、周りの黒魔術師っぽい人たちやサミュエルが石化。
そしてアーダム・ロッジもろとも崩れ落ちていきます。
ハンナの幻影を追いかけるアティカスは、ハンナに連れられるようにしてアーダム・ロッジから無事脱出。
アーダム・ロッジは完全に崩れ落ちてしまいました。
レティーシャたちも無事脱出しており、アーダム・ロッジの庭で落ち合います。
が、残念ながらジョージは息絶えてしまいました。
ってところで第2話は終了!
第2話にして超展開だらけで、正直1回目観たときは何が何やらで、まったく話についていけませんでした。
2回目観て何となくは理解できたけど・・・まだ2話ですよね?
この先どんな話になってくの?ってなんだかんだで第3話が楽しみになっているのでした!
海外ドラマ『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』はAmazonプライムビデオ内のスターチャンネルEXで配信中です!
次回、第3話『聖なる亡霊』の感想はこちら↓
この他にも海外ドラマの感想を書いていますので興味があれば是非!↓
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