海外ドラマ『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』第5話感想|ルビーのメタモルフォーゼ【ネタバレあり】

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ラヴクラフトカントリー5話 海外ドラマ
出典元:ラヴクラフトカントリー公式サイト
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スターチャンネルEXにて配信が開始された『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』第5話を観ました。

ラヴクラフト知識ゼロの僕がドラマを観た感想をまとめていきます。

 

ここまでの感想はこちら↓

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第5話『怪事』感想(ネタバレ注意!)

ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!

ルビーの変身

朝目覚めるとなぜか白人女性になっているルビー

街に出ると警官からも親切にされます。

「ご主人が心配されていますから」と連れていかれた先にはウィリアムが。

明らかにウィリアムに何かされたであろうルビー。

ルビーは発作を起こし、皮膚の下で何かがうごめいています。

ウィリアムはそんなルビーに馬乗りになりメッタ刺しにするのでした。

一体何が起きているのか?

 

目を覚ますと再び黒人に戻っているルビー。

部屋にはウィリアムも。

どうやら一連の出来事には、ハイラム・エプスティンと魔術が関係しているよう。

薬によって変身を疑似体験しただとか。

薬の入った小瓶を置いてウィリアムは部屋を出ていきます。

 

ルビーは結局薬を使い、白人女性となって街を闊歩します。

周りの人たちには親切にされ、本人曰く初めて人扱いされることに喜びを感じ始めるのでした。

 

家に帰ってからも上機嫌なルビー。

ウィリアムに「なぜ自分を選んだのか」と問います。

ウィリアムは「特別な魔力に満ちていた」とか何だか適当な理由をいい、「時機が来たら頼みがある」と切り出します。

そのために変身させてあげたってことか。

「女友達に借りがある」って言ってるけど、クリスティーナのことか。

頼みの内容はまだ分からず。

 

翌日、デパートの面接に行くルビー。

白人に変身して。

支配人にもすぐに気に入られ、いきなり副支配人として雇われることに。

売り場の黒人女性について聞かれるルビー。

黒人を雇ったことで、大量に退職していったとか。

本部は黒人差別に反対して黒人を雇ったのではなく、助成金が目当てなだけらしい。

そんな話を聞いていると、ルビーはまた発作を起こします。

どうやら薬の効き目が切れると発作が起きるっぽい。

バックヤードに駆け込むルビーでしたが、薬を支配人の部屋に置いてきてしまいます。

ルビーは全身から血がにじみ出し、顔が崩れていくのでした。

アティカスの暴力性

アティカスとレティーシャがヤヒマの部屋を訪れると、そこにはモントローズが。

「ヤヒマはもういない」というモントローズ。

何かに感づいたアティカスは名前の書のありかを聞くも、書も無くなっています。

ブチ切れたアティカスはモントローズをボコボコにします。

レティーシャが止めてくれたおかげで何とか殺さずに済みましたが、アティカスは明らかに名前の書に囚われ我を忘れてしまっている感じが。

 

レティーシャは名前の書の写真を撮っていました。

現像していないフィルムをアティカスに渡します。

モントローズを殺す前に止めてくれたレティーシャに感謝するアティカス。

そして2人は激しくFUCK!

モントローズとマスター

モントローズは、バーのマスターの部屋に行きます。

バーの裏で男にしゃぶらせていたあのマスター。

アティカスにボコられたモントローズは右目が完全に潰れています。

「白と黒どっちにやられた?」とマスターが聞くも、何も答えず部屋に上がり込むモントローズ。

何も言わず、おもむろにズボンを脱ぎ始める2人。

モントローズは、マスターをバックから激しく突きます。

前回、モントローズのそんなうわさ話がチラッと出ていましたが、本当だったのか!

キスをせがまれるも、それは避けるモントローズ。

そしてマスターのイチモツをしゃぶり始めるのでした。

 

マスターは、バーの経営をするかたわら、ニューハーフショーのダンサーもしています。

明らかにこっちの方が生き生きしています。

そのニューハーフショーの楽屋に招かれたのかついていったのかモントローズ。

楽屋でははしゃぐマスターはじめダンサーたちを横目に、1人何か思いつめた表情を浮かべるモントローズ

変身の交換条件

デパートでの副支配人としての初日。

ルビーは唯一の黒人従業員タマラと話します。

タマラは雑用を押し付けられているようで、明らかに白人との距離を置いているというか恐れている様子。

そんなタマラを励ますルビー。

 

休憩室では白人従業員の女性3人が休憩中。

「タマラはこれ以上必要ない」と話してます。

まったく悪気無く、超差別的なことを話す3人。

そういう時代、今もそうか。

 

仕事が終わり外に出ると、ウィリアムが迎えに来ています。

「今夜決行だ」と、約束を決行することを告げます。

ウィリアムの頼み事は、クリスティーナ主催のパーティーにルビーが出ること

喜ぶルビーでしたが、ウィリアムが用意した服はメイドの服だったのです。

 

パーティーのウェイトレスとして、黒人の姿で働くルビー。

超不服そう。

クリスティーナと初めて対面します。

クリスティーナからの指令は、紋様の入った石のようなものを渡され、それをランカスター警部のオフィスに置いてくるように言われます。

黒人が勝手に警部の部屋に入ったことがバレれば、勿論殺されてしまうので、指令を断るルビーでしたが、ウィリアムのためと言われます。

クリスティーナ曰く、ウィリアムはロッジの後継者

その座を奪うためにランカスター警部は、ウィリアムを背後から撃ち、川に捨てたとのこと。

クリスティーナの助けでウィリアムは一命を取り留めたが、そのとこをランカスター警部は知らない。

復讐のためにもこの石をランカスター警部のオフィスに置いてきてほしいと。

 

ランカスター警部のオフィスに忍び込み、引き出しに石を入れるルビー。

するとクローゼットから声が。

クローゼットを開けると、そこには両手を吊るされ、舌を抜かれた男が!

驚くルビーでしたが、運悪くそこにランカスター警部とその仲間たちが部屋に戻ってきます。

慌ててクローゼットに隠れるルビー。

ランカスター警部たちの話では、ロッジの会員になるには「ホレイショの書」というものが必要であること。

ランカスター警部も太陽系儀を探していること。

クローゼットで監禁されている男は、どうやら何かを盗んだらしいことなどが語られます。

 

翌日、デパートでの白人ルビーはタマラにきつく当たります。

白人に圧倒的に差を付けないと、舌を切ってクローゼットに入れられると。

様子のおかしいルビーを心配して、支配人ヒューズは声を掛けます。

その場を取り繕うため、ルビーは「今夜タマラがサウスサイドを案内してくれます」とヒューズに言うのでした。

人を惑わす「名前の書」

アーダム・ロッジでハンナを追いかけ、自分の体が燃えてしまうという悪夢を見て飛び起きるアティカス。

レティーシャの暗室で名前の書の解読をしている途中で眠ってしまったようです。

名前の書の中には先ほどルビーが渡された石に刻まれていた紋様のようなものも記されています。

アティカスはレティーシャに、モントローズはヤヒマを追い出したのではなく殺したことを伝えます。

ショックを受けるレティーシャ。

諸悪の根源は名前の書だと言うレティーシャ。

しかしアティカスは、悪いのは名前の書ではなく使う人による、と名前の書をかばうのでした。

やはり完全に名前の書に取り込まれてしまった様子のアティカス

ルビーの報復

サウスサイドにやって来たデパートの従業員一同。

黒人たちと楽しむ白人従業員。

そんなみんなの様を見つめるルビーはおもむろに外に出て変身を解くのでした。

皮膚がみるみる崩れ落ち「脱皮」が始まります。

白人の皮膚が全部剥がれ落ちると、中から血まみれの黒人ルビーが現れます。

変身ってそういう仕組みだったのか。

脱皮が終わると納屋(?)の方から支配人ヒューズの声が。

中を覗くと、ヒューズがタマラに「黒人女のアソコの匂いを嗅がせてくれ」と言い寄っています。

ヒューズを突き飛ばし逃げるタマラに「黒メスが!」と言い放つヒューズ。

絵に描いたようなマイホームパパであり理想の上司だと思っていたヒューズですらこの腐りよう。

ルビーは軽蔑の眼差しをヒューズに向けるのでした。

 

脱皮後の血だらけのまま部屋に帰るルビー。

そこにクリスティーナがやって来ます。

白人女性になることで、一段と白人たちの醜い素性を見ることになってしまったルビーに慰みの言葉を掛けるクリスティーナ。

それを拒絶するルビー。

そんなルビーに「白い肌だけじゃなく、あなたの望むものは何でも手に入る」と誘惑するクリスティーナ。

 

翌日、ルビーは支配人に退職を申し出ます。

社員じゃなくなって、あなたとファックしたい、と。

色仕掛けしまくるルビーに、秒でその気になるヒューズ。

両手を縛られズボンを降ろされるヒューズ。

口にはハンカチを突っ込まれ、うつ伏せに倒されます。

すると脱皮を始めたルビーは、ヒューズのアナルにヒールのかかとをブッ刺しまくるのです!

痛い!!!

悶絶するヒューズにルビーは「黒メスの報復だよ」と吐き捨て去っていくのでした。

痛々しくも、なんて爽快なシーンだ!

 

ルビーは白人への復讐を終え、家で休んでいると疲れた様子のウィリアムが帰ってきます。

明らかに様子のおかしいウィリアム。

うめき声をあげて倒れてしまいます。

すると皮膚の内側で何かが蠢き「脱皮」が始まります。

中から出てきたのは、なんとクリスティーナだったのです!

ウィリアムはランカスター警部に殺され、クリスティーナがウィリアムに変身していたということでいいのか?

モントローズ、心の解放

マスターのニューハーフショー。

文字通り、見違えるような輝きを放つマスター。

そして心奪われるモントローズ。

徐々にモントローズの心のタガが外れ、音楽に合わせ踊り始めます。

そして絶頂を迎えたモントローズはマスターと熱烈なキスを交わすのでした。

アティカスとレティーシャとジア

アティカスとレティーシャは、名前の書やヤヒマの件で何だか微妙な感じに。

仲直りを図るアティカスは、韓国にいたときの元恋人ジアの話を。

ジアってアティカスの幻覚に出てきたあの兵士だよね?

自分にとって恋愛は特別なものじゃないというレティーシャに、アティカスは「この関係は特別だ」と何とも薄っぺらいことを言っていい感じに仲直りするのでした。

 

引き続き名前の書を解読しているアティカス。

「苦しむ」という文字を解読すると、何かに気が付いたかのように慌てて電話を掛けるアティカス。

電話の相手は恐らく韓国の元恋人ジアなのでは。

めちゃくちゃ意味深な会話をしたアティカスのノートには「DIE」の文字が。

 

第5話はこんなところで終了です!

 

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次回、第6話『テグで会いましょう』の感想はこちら↓

この他にも海外ドラマの感想を書いていますので興味があれば是非!↓

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