話題の海外ドラマ『ウォッチメン』の第8話を観た、アメコミに大して詳しくない僕の感想を書いていきます。
ここまでの感想はこちら↓
第8話『1軒の酒場に入る神』感想(ネタバレ注意!)
ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!
アンジェラとDr.マンハッタンの出会い
2009年、サイゴンでのアンジェラ(シスター・ナイト)とDr.マンハッタンの出会いの話。
出会いの話と言っても、時間軸が行ったり来たりしまくります。
なぜならDr.マンハッタンには「時間」という概念が無く、過去・現在・未来に同時に存在しているという、どういうことなのか理解しようとするとノイローゼになってしまいそうな存在なのです。
ずっと火星にいると思われていたDr.マンハッタンは、実は木星の月である「エウロパ」にいたらしい。
で、人間よりももっと優れた生命を生み出して、自分にとっての理想郷を作って生活してたけど、飽きちゃってまた地球に戻って来たとのこと。
そんでもってアンジェラと幸せに暮らしたくて「人間に戻りたい!」ってなって、オジマンディアスに相談に行きます。
なんだか惨めで可哀相なオジマンディアス
Dr.マンハッタンに相談されたオジマンディアスは、記憶をショートさせてDr.マンハッタンとしての記憶を消してしまえば能力が使えなくなり、普通の人間として生活できると提案。
記憶をショートさせるための装置(リング)を渡します。
そしてオジマンディアスはリングを渡した見返りを求めます。
巨大イカをニューヨークに出現させて核戦争を止め、理想の世界を作り上げたはずのオジマンディアス。
しかし、人類はそんなオジマンディアスの理想を無視して今でも核爆弾を作り続けています。
もはや人類に絶望してしまったオジマンディアスは、Dr.マンハッタンに「ユートピアに連れて行ってくれ」と懇願。
Dr.マンハッタンは自身が造った理想郷・エウロパへ、オジマンディアスをテレポートさせます。
オジマンディアスがエウロパで生活していたのは、こういった理由だったんですね。
しかし世界一の頭脳を持つ完璧な男オジマンディアスが、こんなに惨めな顔を見せて懇願するとは・・・。
なんとも切ない気持ちになっちゃいます。
鶏が先か、卵が先か
「記憶を消す前にやり残したことがあれば済ましておけ」と言われたDr.マンハッタンは、ウィルに会いに行きます。
まだ、孫娘アンジェラの存在を知る前のウィルに。
そして2019年現在では、アンジェラが記憶消し装置を取り除いて、Dr.マンハッタンが目を覚まします。
2019年のアンジェラと、アンジェラに出会う前の過去のウィルが、Dr.マンハッタンを通じて会話をします。
ドラマを観ていない人は、何を言っているのかサッパリ意味が分からないと思いますが、過去・現在・未来に同時に存在するってそういうことなんですよ!
アンジェラは、なぜウィルはジャッド署長がサイクロプスのメンバーであることを知っていたのか尋ねます。
過去ウィルは答えます。
「ジャッドって誰だ?」
そうです、この瞬間にウィルはジャッドという男がサイクロプスのメンバーである、と知ってしまうのです。
ということは、アンジェラがウィルにジャッド署長の存在を教え、それによりウィルがジャッド署長を殺害したことになるのです。
自分がジャッド署長殺しのきっかけを作ってしまったことに衝撃を受けるアンジェラ。
Dr.マンハッタンいわく「鶏が先か、卵が先か」。
もうパニック。
いよいよクライマックスへ!
そうこうしているうちに、第7機兵隊がタキオン光線装置(名前忘れたけど、Dr.マンハッタンを破壊できる武器)を持って襲撃してきます。
自分が破壊されることをすでに知っているDr.マンハッタンと、それでも助けようとするアンジェラ。
激しい銃撃戦を繰り広げるアンジェラがついに追い詰められたところでDr.マンハッタンが能力発動。
第7機兵隊の頭を次々に弾き飛ばしていきます。
音楽といい、めちゃくちゃ上がるシーン。
そして、めちゃくちゃ上がりきったところでタキオン光線撃たれてDr.マンハッタンは消滅するのでした(捕らえられただけ?)。
物語が凄い勢いでラストへ向けて収束してきた感じです。
どう考えてもラスト1話だけじゃ回収しきれない話がたくさん残ってるけど、きっとシーズン2あるんだよね?
てな感じで、いよいよ最終話!
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第9話(最終話)『彼らが飛ぶのをご覧よ』の感想はこちら↓
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