スターチャンネルEXにて配信が開始された『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』第8話を観ました。
ラヴクラフト知識ゼロの僕がドラマを観た感想をまとめていきます。
ここまでの感想はこちら↓
第8話『黒人少年ボボ』感想(ネタバレ注意!)
ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!
ボボリンチ殺人
ディーの親友ボボの葬儀から始まります。
今回、登場人物が終始じっとりと汗をかいていて、観ているだけで感じる「うだるような暑さ」。
だからどう、ってことはないのだけれど。
ボボは白人にリンチされた挙句、銃で撃たれて川に沈められるという悲惨な死を遂げました。
激高する黒人たちが集会を開いております。
このボボの死から、いろいろなことが動き始めるのでした。
悪夢のバケモノ少女×2
ボボの死を受け止められないディーは、街をほっつき歩いているとランカスター警部に呼び止められます。
前回最後に、ディーが描いたコミックの切れ端が警備員の死体の下敷きになっていたのがやはりバレた模様。
なんかいろいろ尋問を受けた挙句、ランカスター警部に呪いをかけられるディー。
ランカスター警部も魔術使えたのか!唾汚ねぇ!
その日からディーに異変が。
まずはディーの部屋に置いてある『アンクルトムの小屋』の表紙に描かれている黒人の少女の絵が、超恐ろしい顔の少女に変わっているのでした。
ビビッて家から飛び出すディー。
どこへ向かおうとしているのかは分かりませんが、駅のホームで電車を待っていると、階段の下から明らかにおかしな動きをした少女が上がって来ます。
何とそれは『アンクルトムの小屋』の表紙の超恐ろしい顔になった少女だったのです!(しかも黒人と白人の2人!)
それからそのバケモノ少女2人は、常に程よい距離を保ちつつ、ずっとディーを追いかけてくるのでした。
めちゃくちゃ奇怪なダンスをしながら追いかけてくる2人。
悪夢としか言えない、超恐い2人。
精神的に追い詰められたディーは、ランカスター警部のオフィスに乗り込み呪いについて聞きに行くのでした。
そしてその場で「くたばれブタ」と唾を吐きかけるディー。
超カッコいい。
覚悟を決めたディーは、ジョージ叔父さんのオフィス(多分)に籠城。
バケモノ少女を待ち構えます。
そしてオフィスに入ってきたバケモノ少女を鈍器で殴打、殴打、殴打。
物音を聞きつけて駆け込んできたモントローズ。
ちなみにバケモノ少女はディー以外には見えません。
鈍器を振り回しながら叫ぶディーを見て、気でも触れたと思ったモントローズはディーを抑えつけます。
抑えつけられたディーの腕は、バケモノ少女の爪で切り刻まれるのでした。
アティカスの魔術
ボボの葬儀後、クリスティーナと密会するアティカス。
太陽系儀の中に入っていたタイムマシンの鍵を渡す代わりに、魔術の使い方を教えてくれと頼みます。
何よりも鍵を手に入れたいクリスティーナは、魔術の極意と使うときに必要な記号をアティカスに教えます。
それにしてもなぜアティカスは魔術を使いたいのか?
白人の暴走から大切な人を守るためってことなのか?
家に帰ると、なんとジアが。
しかもレティーシャもいる。
修羅場。
アティカスの死を警告しに来たジア。
レティーシャへのアピールなのか、信じられないぐらい冷たい態度をとるアティカス。
ジアが気の毒。
結局ジアを追い出し、レティーシャとも喧嘩別れみたいになってしまうのでした。
ジアともレティーシャとも嫌な感じになってしまったアティカスは、今度はあんなに不仲だったモントローズを頼りに行きます。
そこでアティカスは、自分もタイムマシンによって未来へ行ったことを告白します。
未来では白人がさらに暴走。
それに対抗するために魔術を使うってことか。
さらに、未来で渡された本『ラヴクラフトカントリー』の著者は、アティカスとレティーシャの子。
『ラヴクラフトカントリー』はアティカス一家についての本で、そこに書かれていることによれば、アティカスは秋分の日にクリスティーナの犠牲になって死ぬ、とのこと。
秋分の日まであと5日。
それを聞いたモントローズは、息子のため、そして孫のためにも、魔術を使うことに協力する決心をするのでした。
名前の書を解読したアティカスは、モントローズ協力のもと魔術を使う儀式を行います。
が、特に何の変化も起こらず、失敗に終わってしまうのでした。
不死の力
アティカスは、レティーシャとの喧嘩別れの際に「ケリをつけるために魔術を使う」と言ってレティーシャのもとを去りました。
それを聞いたレティーシャはアティカスの身を案じ、クリスティーナを呼び出します。
レティーシャはクリスティーナに、名前の書を撮ったネガを渡す代わりにアティカスを守ってほしいとお願いします。
しかしクリスティーナは拒否。
その代わりにレティーシャを守ると言い出したクリスティーナは、レティーシャのお腹に「守りの記号」を刻むのでした。
労せずして、必要だった名前の書とタイムマシンの鍵を手に入れたクリスティーナ。
恐らく不死の力の効力を試すためと思われるが、自分を殺すように街のゴロツキに依頼。
約束の時間に現場に行くと、早速白人2人にボコボコに殴られるクリスティーナ。
顔面血だらけ、それでも殴られ続けるクリスティーナ。
横たわるクリスティーナは、銃で2発撃たれます。
そして首に有刺鉄線を巻かれ(これがまた痛々しい)、重りを付けられた状態で川に投げ込まれるのです。
そう、ボボが殺されたのと同じように。
これを少年がやられたのかと思うと、もうなんとも・・・
川に沈められたクリスティーナでしたが、速攻上がって来ます。
殴られた後も消えている。
不死の力を手に入れたクリスティーナ。
発動
レティーシャの家に、ランカスター警部率いる警察部隊が押し寄せてきます。
ボボの復讐を企てている過激派が集っているとか何とか言いがかりをつけて家宅捜索にやってきたのです。
がしかし、あの胡散臭い霊媒師が張った結界のせいで、ランカスター警部は家に入ることがせきません。
すんなり諦めて帰るランカスター警部、と思いきや、外から銃乱射しまくる警官たち。
地べたに寝そべり避難するレティーシャ家の人々。
しかしレティーシャはクリスティーナが刻んだ守りの記号のおかげで、銃弾を受け付けません。
そんなこんなしていると、偶然アティカスが帰宅。
アティカスが駆け寄ろうとすると、気づいた警官がアティカスに向かって発砲。
するとその瞬間、地面からジョゴス(体中目ん玉だらけのあの怪物)登場!
警官たちを次々と噛みちぎって皆殺しにしていきます。
もちろんランカスター警部も食い殺されます。
そして全ての警官を殺し終えると、アティカスのもとへやって来て頭なでなでしてもらうのでした。
なにも起きなかったと思ってたモントローズとの魔術が、実はしっかり発動していたのでした。
といったところで8話は終了!
残すところあと2話!
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次回、第9話『バック・トゥ・1921』の感想はこちら↓
この他にも海外ドラマの感想を書いていますので興味があれば是非!↓
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