2020年9月4日から待望のシーズン2の配信がスタートする『ザ・ボーイズ(THE BOYS)』。
シーズン2配信開始1週間前の今から、予習&復習を兼ねてシーズン1を猛ダッシュで観返そうと思います!
シーズン2を観る前に、是非ご拝読くださいませ。
『ザ・ボーイズ(THE BOYS)』の概要
『ザ・ボーイズ』は、企業によって管理されるスーパーヒーローが活躍する世界を舞台とする。”ヴォート・インターナショナル”に雇用された200名超のスーパーヒーローたちは各地でのヒーロー活動の他、米政府や他国から恐れられる特殊兵器として、また、様々な作品やエンターテインメントに登場するポップアイコンとして活躍する。その中でも特に人気が高く、実力が認められた7人はスーパーヒーローチーム”セブン”としてスーパーヒーローの顔を務める。ヴォート社はヒーローを利用して巨利を得る一方、スーパーヒーローたちの中には、権力や私欲、名声に取り憑かれ腐敗した者も少なくない。
そんな中、ヒーロー活動の巻き添えを食って大切な人を失いスーパーヒーローへの復讐を誓った人々が集ってチームを結成する。やがて、超能力を持たない人間チーム”ザ・ボーイズ”とスーパーヒーローたちとの戦いが始まることとなる[1]。
シリーズはエリック・クリプキ、エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲンによって創作され、2019年7月26日にAmazonプライム・ビデオよりシーズン1(全8話)が配信された[2]。なお、シーズン1配信前の2019年7月19日にシーズン2の製作が発表されており[3]、2020年6月には2020年9月4日から配信開始予定であることが発表された[4]。シーズン2は同日に3話が配信された後は毎週1話が配信され、全8話となる予定。また、シーズン3の製作も決定している[5]。2020年8月28日からはシーズン2の配信に合わせてアフターショー『Prime Rewind: 「ザ・ボーイズ」の裏側』 (“Prime Rewind: Inside the Boys”)が配信されている。
引用元:Wikipedia
企画:エリック・クリプキ、エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲン
出演:カール・アーバン、エリザベス・シュー、エリン・モリアーティ、アントニー・スター、ドミニク・マケリゴット、ジェシー・T・アッシャー、チェイス・クロフォード、ネイサン・ミッチェル、ラズ・アロンソ、ジャック・クエイド、福島かれん、トマー・カポン
予告編はこちら↓
第1話『発端』感想(ネタバレ注意!)
ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!
『ザ・ボーイズ(THE BOYS)』の世界観

『ザ・ボーイズ(THE BOYS)』の世界の中では、スーパーヒーロー達が悪党どもを倒し人助けをしています。
アベンジャーズやDCなどのアメコミ映画と同じ感じ。
でもこれまでのアメコミ映画やドラマと違うのは、スーパーヒーロー達は「ヴォート」という企業に雇われているという点。
ヴォートは、スーパーヒーローを派遣して人助けをしている他に、映画やゲーム、テーマパーク、関連商品の販売などを行っており、年間数十億ドルを生み出す、超巨大企業なのです。
スーパーヒーロー達が世界の脅威となるスーパーヴィランと戦う、というこれまでのアメコミ作品とはまた別の話になります。
とにかくクズ揃いのスーパーヒーロー
表向きは市民を守る、正しく真のスーパーヒーロー。
市民たちからも絶大な支持を得ています。
でも、スーパーパワーを持っているからと言って、必ずしも人間的に正しい人かと言えば、そんなことはありません。
むしろ、とんでもない力を手にしたことで、人間的に腐りまくっているクズ野郎のほうが多いのが『ザ・ボーイズ』の世界。
強姦、暴力、ドラッグ、そしてヒーロー活動の裏で被害に遭っている市民は年間数百人にのぼると言われています。
何か問題が起きれば、お金を払って口封じ。
そして、その被害に遭い、家族や恋人など大切な人を失った一般市民こそが『ザ・ボーイズ』の主人公なのです。
ヒューイの復讐

主人公のヒューイは、電気屋で働くうだつが上がらない冴えない青年。
ある日、恋人のロビンと道端で会話をしていると、突然恋人が木っ端微塵に。
超スピードの移動能力を持つA・トレインとぶつかり、はじけ飛んでしまったのです。
A・トレインは何やらとても焦っている様子で、急いで走り去ってしまいます。
ヴォートからの公式発表では、銀行強盗を追っていたA・トレインは急に路上に飛び出てきたロビンとぶつかってしまい事故を起こしてしまったとのこと。
ロビンは路上に急に飛び出してない上に、ヒューイに対して直接の謝罪は無く、ヴォートからは賠償金を払うので事故について口外しないという契約書にサインを求められます。
「考える時間が欲しい」と一旦断るヒューイ。
何とかしてヴォートを訴えようと考えている矢先、ヒューイの元にブッチャーと名乗る謎の男が現れます。

FBIの捜査官らしく(すぐにFBIでないことが判明!)、ロビンが路上に飛び出していない件も知っているとのこと。
どうやらヴォート及びスーパーヒーロー達の悪事を暴くために捜査をしているらしく、ヒューイに協力を求めます。
A・トレインは銀行強盗を追っていたと言っていたが、実は別に何かあるのではないかと睨みを付けており、捜査のためスーパーヒーローがパパラッチの目を盗みやりたい放題ヤリまくる秘密のバーに入り込みます。
ブッチャーは相当顔が利くようで、店員を脅してあっさり入店。
ロビンの事故当日の監視カメラ映像を見ると、そこにはA・トレインが映っており、ロビンの件について「車にあたる虫みたいだ」と笑って話しているのでした。
この世界のヒーローはこんな奴ら。
そして復讐を心に決めるヒューイ。
神『セブン』

ヴォートに雇われたスーパーヒーローの中でもトップ中のトップの7人「セブン」。
どいつもこいつもどこかで見たことあるヒーローの偽物みたいな感じです。
絶妙に安っぽくて胡散臭くて最高です。
上の画像右から、
スーパーマンっぽいホームランダー。
ロビンを粉々にした、フラッシュみたいな能力を持つA・トレイン。
全然喋らない黒コスチュームのブラック・ノワール。
ワンダーウーマンっぽいクイーン・メイヴ。
透明人間トランスルーセント。
アクアマンっぽいディープ。
そして魔法使いみたいなランプライターが引退をするということで、セブンの空席を争うオーディションで合格したスターライト。
アイオワ州の田舎町でスーパーヒーローになるべく訓練しまくっていたスターライト。
念願かなってセブンの一員になります。
スーパーパワーを持って生まれたスターライト。
ただただ純粋にスーパーヒーローになりたくてオーディションを受けまくっていたスターライトは、セブンのオーディションに受かって母親と大喜び。
セブンの新たな一員として、ヴォートの株主総会で大々的に初お披露目されます。
そして株主総会後、学生時代の憧れであったディープと話をします。
憧れであったことを伝えるスターライト。
すると秒でパンツを降ろすディープ。
セブンを辞めたくなければしゃぶってくれと強要してきます。
しかもものすごく悪いことをしている感じではなく、いつものことのようにしれーっと強要している感じがまた胸糞悪い。
反抗しようとするも、喜ぶ母親を思い出し、泣く泣く従うスターライト。
事が済んだあとトイレで泣きながら吐くスターライト。
偶然居合わせたクイーン・メイヴは「そんな顔人に見せちゃダメ」と言って、ぶっきら棒にタオルを渡します。
クイーン・メイヴは唯一まともなのか?
そしてその様を全裸で透明になってのぞき見するトランスルーセント。
セブンの野郎どもはどいつもこいつも最低です。
その後、偶然公園のベンチでヒューイとスターライトが一緒になります。
ディープとの一件を母親に打ち明けようとするも、娘がセブンになったことではしゃぎまくっているため伝えられず、電話を切った後泣き出してしまうスターライト。
思わず「大丈夫?」と話しかけるヒューイ。
ヒューイと話すうちに、スターライトはクソ野郎どもに屈せず、もう一度立ち上がることを決意するのでした。
ヴォート本社に潜入
ロビンの復讐に燃えるヒューイは、ブッチャーの作戦に乗ることに。
A・トレインに直接謝罪してもらえるなら契約書にサインする旨をヴォートに伝えます。
ヴォート本社に招かれたヒューイは、セブンの会議室に盗聴器を仕掛けることに。
怪しまれないようにトイレで盗聴器を準備するのですが、その様を、またしても全裸で透明になってトイレに潜む変態トランスルーセントに見られてしまいます。
うまく盗聴器を仕掛けて、ご機嫌でヴォート本社を後にするヒューイとブッチャー。
ヒューイは電気屋に戻るのですが、後をつけてきたトランスルーセントにボコられます。
そこに車で突っ込むブッチャー。
反撃開始とともに流れだす『ロンドン・コーリング』!!!
スーパーヒーロー相手に超苦戦するも、最後は肌が炭素でできているトランスルーセントの弱点を突いて、電気ビリビリで気絶させる一般市民ヒューイとブッチャー。
トランスルーセントの捕獲に成功します。
邪魔の者は排除
年間数十億円の利益をあげる大企業とあらば、様々なビジネスや政治も絡んできます。
ボルチモア市長と商談するヴォート副社長のマデリン。

各都市とスーパーヒーローを契約させているヴォートは、ボルチモアにも新たなヒーローと契約を結ばせようとしています。
が、契約金の折り合いがつかず、商談は破談となります。
その際にボルチモア市長は「コンパウンドV」という言葉を持ち出して、契約を見直すよう脅します。
「コンパウンドV」が何か知らないととぼけるマデリン。
明らかに痛いとこを突かれたよう。
後日マデリンはボルチモア市長に電話を掛け、契約金を大幅に下げて再交渉します。
契約金にも納得して契約を許諾するボルチモア市長にマデリンは「コンパウンドVについての発言は慎重にね。気をつけて帰ってね。」と言って電話を切るのでした。
ボルチモアへの帰りの市長の自家用ジェット。
市長の息子が外を見ると、ホームランダーが並走しています。
父親がホームランダーの友達なのかと思い喜ぶ息子でしたが、次の瞬間、ホームランダーの目が光り、目から光線を出して自家用ジェットを真っ二つするのでした。
ヴォートを脅かす邪魔者は、こうして消してきたんですね。
ってところで第1話終了。
久々観なおしたけど、やっぱり1話目からクソ面白いですね!!
シーズン2の配信日までに何とか全話観て感想を書いていくつもりでおりますので、今後ともよろしくお願いいたします!
『ザ・ボーイズ』はAmazonプライムビデオで配信中ですよ!
次回、第2話『始動』の感想はこちら↓
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