話題の海外ドラマ『ウォッチメン』の第6話を観た、アメコミに大して詳しくない僕の感想を書いていきます。
ここまでの感想はこちら↓
第6話『この尋常ならざる存在』感想(ネタバレ注意!)
ドラマを観た僕の感想をザックリと書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずにドラマを観たいという人は先にドラマを観てから読んでください!
禁止薬物「ノスタルジア」を過剰摂取したシスター・ナイト
第5話ラストで、ノスタルジアを大量に飲み干したシスター・ナイト。
ノスタルジアは人の記憶が詰まった薬で、服用するとその記憶を追体験できるとのこと。
もともとは認知症の治療薬として使用されていたが、過去の記憶に浸りたい、現実逃避したい人たちが過剰摂取しオーバードーズで死亡することが多発したため使用が禁止されたそうです。
ちなみにノスタルジアを開発したのが、第4話で出てきた謎の資産家レディー・トリュー。
シスター・ナイトが服用したノスタルジアは、シスター・ナイトの祖父であるウィルの記憶が詰まったもの。
徐々に意識が混濁してきたシスター・ナイトは、ウィルの過去を追体験することに。
ニューヨーク市警だったウィル
ウィルの記憶の中に落ちていくシスター・ナイト。
ウィルの様々な記憶が混在した世界を、地続きに追体験していきます。
当時では相当珍しい黒人警官だったウィル。
もちろん差別的な扱いを受けています。
そんな中、ウィルの憧れでもあるバトル警部補に「サイクロプスに気をつけろ」と言われます。
サイクロプスとは一体?
釈放される白人男性
ある日、フレッドという男がユダヤ人が経営する店に火炎瓶を投げ込むところを目撃するウィル。
悪びれる様子もないフレッドを捕まえ、署へ連行。
ウィルに対して差別的な暴言を吐くフレッドとひと悶着合ったものの、間に入ってくれた同僚警官のおかげでフレッドは逮捕される。
しかし翌日、釈放されて街を歩くフレッドに出くわす。
署へ戻り、なぜ釈放されたのか詰め寄るフレッド。
「お前の頭に穴を開けたくなかったら、それ以上関わるな!」と諭されるウィル。
バトル警部補の言う「サイクロプス」と何か関係あるのか?
ヒーロー誕生
深夜、自宅へと歩いて帰るウィルは路地裏で、フレッドとの一件で間に入ってくれた同僚警官ら3人に集団リンチされます。
袋叩きにされたウィルは木の下へ連れていかれ、顔面を布袋で覆われて縛り首に。
意識を失う寸前で木から降ろされ、「白人のすることに黒いのが口を出すな」と吐き捨てられます。
首に縄を掛けたまま、顔面を覆われた布袋を握りしめて家路につくウィル。
途中、カップルを襲うゴロツキに遭遇。
「黒人」であることを隠すために、さきほどの布袋に2つの穴をくり抜いて顔に被り、ゴロツキどもを殴り倒すウィル。
あれ?これって・・・フーデッド・ジャスティスじゃん!!
そう、ウィルこそがアメリカ最初の覆面ヒーロー「フーデッド・ジャスティス」だったのです。
原作の漫画版では、ただの脇役だったフーデッド・ジャスティスをこんな使い方するとは!
この時代にも存在した白人至上主義集団「サイクロプス」
妻のジューンにもそそのかされて、覆面ヒーロー「フーデッド・ジャスティス」として活動を開始するウィル。
まず最初は、なぜか逮捕されずに釈放されたフレッドの調査。
フレッドの経営する店を調べに行くと、裏口から店に入っていくウィルをリンチした警官の姿が。
フーデッド・ジャスティスが店に乗り込むと、そこにはKKKの白装束を着た白人たちが『大衆への集団催眠』という研究をしています。
彼らをボコボコにするフーデッド・ジャスティス。
彼らこそが「サイクロプス」であると確信します。
キャプテン・メトロポリスことネルソン・ガードナーの訪問
世間ではフーデッド・ジャスティスの活躍が話題となってきています。
そんなある夜、コスチュームを着て自警活動を行っている「キャプテン・メトロポリス」の代理人と名乗るネルソン・ガードナーという男が、ウィルの家を訪ねてきます。
話によると、彼はフーデッド・ジャスティスの正体がウィルであることに気づいているよう。
そして、キャプテン・メトロポリスが「ミニッツメン」というコスチュームヒーローのチームを結成したので、是非フーデッド・ジャスティスにも参加してほしい旨を伝えます。
反対する妻・ジューンをよそに、お互い惹かれ合うウィルとガードナー。
その夜、ウィルとガードナーは肉体関係を結びます。
そしてウィルは、ミニッツメンに参加することを決意するのです。
単なる商業ヒーロー集団だったミニッツメン
ミニッツメンへの参加表明の会見を行うフーデッド・ジャスティス。
記者の前で「サイクロプス」の存在を明かそうとするも、キャプテン・メトロポリスに遮られ、話は銀行預金の話へ。
ミニッツメンが銀行の広告塔として宣伝をしているのです。
ミニッツメンは初めから商業的なヒーロー集団だったんですね。
映画館での黒人の暴動
そんなある日、映画館で暴動が起きます。
黒人が黒人同士で殴り合い、死者も多数出た模様。
映画館の中で泣きながら佇む女性に話を聞くウィル。
映画が始まると画面が点滅し、頭の中で「人々を襲え」という声が聞こえたとのこと。
次の瞬間、その声に従って殴りかかっていたそうです。
ウィルは、フレッドの店で観た『大衆への集団催眠』という本を思い出し、これはサイクロプスの陰謀であると確信します。
電話でキャプテン・メトロポリスに協力を要請するも、まともに掛け合ってくれません。
「そんなことよりウチに来いよ」と誘うキャプテン・メトロポリス。
こいつハナからフーデッド・ジャスティスの体目当てだった模様。
クズ野郎ですね。
フーデッド・ジャスティス爆発
サイクロプスの本拠地を突き止め、乗り込むフーデッド・ジャスティス。
中ではやはり、集団催眠用の映写機を作製するサイクロプスのメンバーが。
拳銃で片っ端から撃ち殺すフーデッド・ジャスティス。
奥の部屋では、あのリンチされた同僚警官が「黒人だけを襲え。白人は襲うな」と催眠メッセージを録音しています。
背後から絞め殺すフーデッド・ジャスティス。
サイクロプスの死体の山をガソリンで燃やし襲撃完了。
帰宅すると、息子がフーデッド・ジャスティスのメイクをしています。
逆上するウィルに愛想を尽かした奥さんは、息子を連れて故郷タルサへ帰ってしまいます。
ジャッド署長殺害
時は2019年に移ります。
ジャッド署長が殺された夜。
サイクロプスの映写機を、懐中電灯型に改良したものでジャッド署長を操るウィル。
ジャッド署長がサイクロプスであると睨むウィルと、「お前に俺の何が分かる」と否定するジャッド署長。
自ら首をくくるようウィルが指示すると、そのまま首を吊って自殺するジャッド署長。
そこで現実世界へ戻るシスター・ナイト。
目が覚めると、レディー・トリューが。
第6話はここまで。
ただただ、あらすじをなぞるだけの小学生の感想文になってしまいましたが、この話、残り3話でちゃんと完結するの?!
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第7話の感想はこちら↓
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