【恐怖の3P!】映画『ノック・ノック』感想|誘惑に負けるとこうなります【ネタバレあり】

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ノック・ノック 映画感想
(C)2014 Camp Grey Productions LLC
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映画『ノック・ノック』を観ました。

キアヌの顔芸に爆笑しつつも、「自分だったらどうした?」とずっと自問自答させられる、超怖いホラー映画でした。

自分への戒めの意味も込めて感想を書いていきます!

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『ノック・ノック』の概要

キアヌ・リーブス主演、「ホステル」「グリーン・インフェルノ」のイーライ・ロス監督によるサイコスリラーで、理想的な家庭を築いた良き父親が、一晩の快楽の誘惑から破滅へと突き落とされる様を描いた。仕事のため、家族と離れ、1人留守番をすることとなったエヴァン。その夜、ノックの音に玄関のドアを開けると、そこには2人の若い女性が立っていた。道に迷ったという2人を親切心から家の中へ招き入れたエヴァンは誘惑に負け、彼女たちと一夜をともにしてしまう。それはエヴァンの地獄への第一歩だった。「グリーン・インフェルノ」で初主演を務め、ロス監督の妻でもあるロレンツァ・イッツォが美女の1人ジェネシスを演じる。

2015年製作/99分/R15+/アメリカ
原題:Knock Knock
配給:東京テアトル

引用元:映画.com

監督:イーライ・ロス
脚本:イーライ・ロス、ニコラス・ロペス、ギレルモ・アモエド

出演:キアヌ・リーヴス、ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマス

予告編はこちら↓

個人的評価:92点

ここから感想文(ネタバレ注意!)

『ノック・ノック』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!

カルト映画『メイク・アップ/狂気の3P』まさかのリメイク!

クイズに挑戦中のキアヌ
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

1977年製作のカルト映画『メイク・アップ/狂気の3P』をリメイク、しかも監督はイーライ・ロス
ということで、『ノック・ノック』公開当時は、一部で大変盛り上がっていました。

かく言う僕も、『メイクアップ』は相当好きな映画だし、もちろん御多分に洩れずイーライ・ロスは大好きなので、超期待して映画館まで足を運び、そして爆笑&恐怖しながら帰ってきたことを覚えています。

イーライ・ロスといえば、『ホステル』『グリーン・インフェルノ』といった、超グロくて超楽しい映画を作りまくってる監督で、最近では『狼よさらば』リメイクの『デス・ウィッシュ』も最高でした!

どの映画も大好きですけど、現状、イーライ・ロス作品の中では『ノック・ノック』が一番好きです!

果たして俺なら耐えられるのか?

ジェネシスとベル登場
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

夜中に突然2人の美女がやってきて、3Pせがまれて、誘惑に負けてヤッちゃったら、人生が破滅へと転がり落ちていく、っていうザックリ説明するとこんな映画なんですけど。

とにかく観ている間中、「俺なら耐えれたか?」「いや、無理だ」「もし俺がこうなったら?」と、ひたすら自問自答して観ていました。

こんなシチュエーションには憧れるし、こんな妄想は擦り切れるほど(なにが?)してきたけど、その妄想の、考えうる限り最も最悪の結末を見せつけられます。

今現在、不倫をしていて、「やめたいけどやめれない」なんて考えている人がいたら、『ノック・ノック』を観て、恐れおののいてください。

速攻不倫やめれます。

どのコメディアンも勝てない、キアヌの顔芸

散髪後のキアヌ
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

僕がこの映画を好きな一番の理由は、「キアヌの顔芸」にあります。

何回観ても爆笑できる。

キアヌ・リーヴスってこんな表情豊かな人だったっけ?

僕のイメージでは「シャイでクールなナイスガイ」って感じで、恥ずかしそうにはにかむ笑顔は好感しか持てません。

そんなキアヌが、喜怒哀楽、まぁ情けない顔を見せまくってくれます。

レコード勝手に触られて、笑顔ながらも絶対嫌そうなキアヌ。
美女2人に迫られ、童貞さながら戸惑いまくるキアヌ。
奥さんからの電話を切った瞬間、怒り顔のキアヌ。(←爆笑ポイント)
肩の古傷にフォーク刺されてぐりぐりされて、聞いたことない悲鳴を上げるキアヌ。
椅子に縛り付けられながら、自分が誘惑に負けただけなのに、美女2人のせいにして自分を正当化する、この世で最も惨めな発言を喚き散らすキアヌ。(それを呆れて見つめるジェネシスとベルもまたよし。)

そして何よりクライマックス。
穴に埋められてからのキアヌの表情は、もうずっと爆笑です。

もともと好感しか持っていなかったキアヌ・リーヴスですが、この映画を観て、一生彼のことを好きでいようと心に決めました。

結局のところ、彼女たちの目的は何だったのか?

豹変する2人
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

本当のところは謎です。

何が本当で何が嘘なのか。

幸せな家庭を持つ男のもとへやってきて、誘惑に打ち勝てるかどうか試す、悪魔のような存在なのか。

そもそも実在するのか。

何だか、おとぎ話とか童話みたいな話だなぁとか思ったり。

「一夜の快楽は破滅の始まり」

という教訓を、世の男たちに容赦なく叩きつけるオトナの童話です、これは!

彼の今後の人生を思うと・・・

幸せな家庭
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

とにかくつらい。

自業自得ではあるんだけど、これまで築き上げてきた家族・友人・知人・仕事での信頼関係が、たった一夜の過ちで崩れ落ちていく。

こんな悲惨な話ってあるんか!

と、何ともやるせない気持ちになってしまいました。

最後、家族が帰宅したところで映画が終わってくれたのが唯一の救いで、彼の本当の地獄はここから始まるんですよね・・・

総評

馬乗りされるキアヌ
(C)2014 Camp Grey Productions LLC

映画公開時以来、久しぶりに観たけど、やっぱり最高の映画でした!

とにかくキアヌの顔に爆笑しつつも、どうしても自分に置き換えて観てしまい、深く深く考えさせられもします。

ジェネシスとベルの、一夜が明けたときの豹変っぷりも凄いし、映画に出てくるSNSの使い方としては最高のSNS使いも見せてくれるし、元の映画『メイクアップ』で誘惑する側の女の子だったあの娘の現在の姿を見て時間の経過に感慨深くなったり。

まぁとにかく楽しませていただきました!

こんなに恐ろしい映画を観ても、やっぱり自分は誘惑に負けてしまうだろう!という結論に至ったことを報告しつつ、感想を締めさせていただきます。

恐怖の3P映画『ノック・ノック』は、Netflixで配信されてますよ!

この他にも映画の感想を書いていますので、良かったら是非!↓

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