【新作映画感想】絶賛の嵐『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』|まもなく35歳(男)のわたしの若草物語【ネタバレあり】

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ストーリーオブ・マイライフ/わたしの若草物語 映画感想
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2020年公開の新作映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』観てきました!

観た人が絶賛しまくり!という情報を聞きつけて、映画館まで足を運んできましたよ。

男である僕が、どう感想を書いたらいいものか?と考えながらも、好き勝手適当に書いていこうと思います!

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『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の概要

「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督とシアーシャ・ローナンが再タッグを組み、ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語」を新たな視点で映画化。南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を、作家志望の次女ジョーを主人公にみずみずしいタッチで描く。しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない次女ジョー、内気で繊細な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー。女性が表現者として成功することが難しい時代に、ジョーは作家になる夢を一途に追い続けていた。性別によって決められてしまう人生を乗り越えようと、思いを寄せる隣家の青年ローリーからのプロポーズにも応じず、自分が信じる道を突き進むジョーだったが……。ローリーを「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ、長女メグを「美女と野獣」のエマ・ワトソン、末っ子エイミーを「ミッドサマー」のフローレンス・ピュー、4姉妹の母をローラ・ダーン、伯母をメリル・ストリープが演じるなど豪華キャストが集結。第92回アカデミー賞では作品賞はじめ計6部門でノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。

2019年製作/135分/G/アメリカ
原題:Little Women
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

引用元:映画.com

監督・脚本:グレタ・ガーウィグ

出演:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ、トレイシー・レッツ、ボブ・オデンカーク、ジェームズ・ノートン、ルイ・ガレル、クリス・クーパー、ジェイン・ハウディシェル

予告編はこちら↓

個人的評価:73点

ここから感想文(ネタバレ注意!)

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!

今年初映画館!

コロナ自粛後、初の映画館です。
そして今年初!

映画館の様子はと申しますと・・・

マジで人いない

チケット売り場にも売店にも客は0。

ロビーのソファーにおっさんが1人座ってただけでした。

今まで100回近くは足を運んでいるシネコンですが、いくら平日の昼とはいえど、こんなに人がいないのは初めて。

異常です。

映画館がようやく営業再開して喜んでましたが、映画業界はまだまだ厳しいみたいです・・・

僕と若草物語

で、今年最初の映画館鑑賞に選んだ1本は、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語パンフレット
パンフレット

物凄い話題になってますね!

僕が知ったのは、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』で日比麻音子アナが「生涯ベスト映画になった」という話を聞いたのがきっかけ。

アトロクファンとしては、「日比ちゃんがそこまで言うなら観るしかないっしょ!」ということで、観てきました。

とは言うものの、本来の僕の好みからいうと、タイトルとアートワークだけを見る限り、自分から進んで観るタイプの映画ではないことは確か。

正直に申しますと『若草物語』と聞いても、何一つピンと来てません。

原作小説を読んだこともなければ、過去の映像化作品も一つも触れたことがありません。

どんな内容の話かも、1ミリ足りとも思い浮かべられないぐらい、おそらく興味を持たずに生きてきたのでしょう。

基礎教養がまったく無くてごめんなさい・・・

こんな感じの僕が、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を観てどう感じたのか、ピントがズレまくってる可能性もありますが、思ったままに書いていきます。

青春時代の終わりに気づくのは、完全に終わってから

ジョー

どんなストーリーなのか全然分かってない僕が、とりあえず観終わって感じたこの映画のテーマは「女性の経済的な自立」「自分の人生をどう生きるか」ということ。

僕は男ですしフェミニストでもないので、女性の立場に立って何か物を言えるほど、女性の権利に関しての知識もありませんし、映画に刺激を受けて、取って付けたような薄っぺらな知識で迂闊なことを言ってしまうのも恐いので、まもなく35歳になるオジサンの僕が、映画を観ながら自分に置き換えていろいろ感じたことを書いていきます。

映画のテーマとはかけ離れたことを言ってるかもしれませんが、そういうことなのでご理解ください。

僕はこの映画、結構胸をえぐられるような思いで観ていました。

「超楽しかったあの頃の思い出」「大人になって人生楽しいことだけじゃなくなった現状」を繰り返し見せられたら、そりゃつらいです。

今現在、自分の人生が楽しくないのかといえば、全然そんなことはなく、むしろめちゃくちゃ楽しいんですけど、でも、少年時代や20代の頃の「あの感じ」はもう絶対に戻ってこないと思うと、やっぱりそれはたまらなく切なくなっちゃうんです。

長女メグが結婚を決めたときに、次女ジョーが「少女時代が終わっちゃう」と嘆くシーンがありましたけど、まさにそれ。

人間誰しも変化するものなんだけど、変化のスピードと変化の仕方は人それぞれで。

そのスピードの差に、自分が置いてけぼりになってしまったような気がして、たまらなく寂しく感じてしまった時期もありました。

そんな時期のことを久しぶりに思い出して、胸をえぐられてしまったんです。

ちなみに!

ジョーは少女時代が終わってしまう直前に自分で「少女時代が終わっちゃう」なんて言ってますが、現実はもっと容赦なくて、青春時代が終わったことに気づくのって、本当に全部終わって青春なんて言葉全部枯れ果てて跡形も無くなってしまった後に「あれ?もう後戻りできないじゃん」って気づくんです。

気づいた時にはもう全部終わってます。

どう折り合い付けろってんだ!

自分の人生を生きたいもんだ

マーチ一家

「女性は結婚するのが最高の幸せ」という決めつけが今よりももっと酷かった時代に、自分の道を突き進んだジョーには共感しかありません。

メグもエイミーも、誰に決められたわけでもなく自分で決めた道を進んでいます。

メリル・ストリープ演じるマーチ伯母さんの生き方だってめちゃくちゃ素敵じゃないか!

「世間一般」とか「普通なら」なんて関係なくて、自分の生きたい人生を自分の生きたいように生きるのが最高の幸せなのではないかと。

彼女たちの生き様を見て、改めてそう感じさせてもらいましたよ!

でも、それでいうと、「世間一般」や「普通なら」ってことに倣って生きたい人だってもちろんいるわけで。

悪く言ってごめんなさい。反省します。

他人の生き方にとやかく言うのはやめよう。
そうしよう。

総評

走るジョー

こんな感じに、自分の人生を改めて振り返ったり、考えさせられたりする、とてもいい映画でしたよ!(っていう割には73点とか言ってごめんなさい)

ほぼほぼ自分語りになってしまって、つまらんブログになってしまいましたが、書いてる僕は楽しいのでいいんです!

主演のシアーシャ・ローナンの凛とした佇まいに(表現が正しくない気もするが・・・)大ファンになってしまったので、マイリストに登録したままずっと観ていない『レディ・バード』も絶対観ようと思ってます!

個人的にはティモシー・シャラメも初体験だったので、「これは確かに絶世の美男だ」と驚いたりも。

そんな感じで、評判通り良い映画であることは確かなので、コロナ自粛開け一発目の映画館には『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』を是非!

 

この他にも映画の感想を書いているので、興味があれば読んでみてください!↓

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