久しぶりに1作目の『マッドマックス』を観たら、やっぱり狂ってたので、いまさら真面目に感想書いてみます。
『マッドマックス』の概要
荒廃した近未来を舞台に、凶悪な暴走族に妻子を奪われた警官の復讐劇を描き、主演のメル・ギブソンとジョージ・ミラー監督の出世作となったオーストラリア製バイオレンスアクション。暴走族による殺人が横行する荒廃した近未来。凶悪犯ナイトライダーは暴走族追跡用のパトカー「インターセプター」を警察から奪って逃走するが、敏腕警官マックス・ロカタンスキーに追い詰められ事故死する。ナイトライダーの友人トーカッター率いる暴走族は、報復のためマックスの同僚グースを殺害。マックスはこの事件をきっかけに引退を決意し、家族と休養の旅に出る。しかし旅先でトーカッターの手下に愛する妻子を奪われ、復讐を果たすべくたった1人で壮絶な闘いに身を投じていく。
1979年製作/オーストラリア
引用元:映画.com
原題:Mad Max
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジェームズ・マッカウスランド、ジョージ・ミラー
出演:メル・ギブソン、ジョアンヌ・サミュエル、ヒュー・キース=バーン、スティーブ・ビズレー、ティム・バーンズ、ロジャー・ウォード
予告編はこちら↓
個人的評価:82点
ここから感想文(ネタバレ注意!)
『マッドマックス』を観た僕の感想をザックリ書いていきますが、この先ネタバレにも触れるので何も情報を入れずに映画を観たいという方は、まず先に映画を観てから読んでください!
シリーズは続いてる
言わずと知れたカルト映画『マッドマックス』。
日本では、あの「北斗の拳」の元ネタとしても有名なシリーズ。
久しぶりに観たけど、やっぱりとんでもなく狂ってました。
2015年には27年ぶりの新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』も公開されています。
さらには『怒りのデス・ロード』の人気キャラ・フュリオサが主人公の新作も製作中ということで、今の内からマッドマックス熱を高めておこう!っちゅうことです。
マッドマックスの象徴・ナイトライダー
『マッドマックス』1作目の、僕が持ってた印象はトーカッターの目ん玉飛び出しでした。
でも久しぶりに見て観ると、実は最初に死ぬ暴走族ナイトライダーこそが、この映画の肝なのではないかと気づいたのです。
とにかく全く内容の無いことを、ひたすら大声で喚き散らし続けます。
まぁよく喋ること喋ること。
常に何かを喚き散らしているのですが、言ってる内容を要約すると「俺はナイトライダー!」だけです。
そして、主人公マックスに追いかけられた瞬間、「もうダメだぁ」とシクシク泣き始めるナイトライダー。
人類史上最速で自分の死を悟るのです。
そして車は横転して爆死。
ここまで映画開始から12分。
異常なまでのハイテンション。
これこそがマッドマックス。
まだあどけないメルギブ
若かりし日のメル・ギブソン。
今や、度重なる問題発言と問題行動で、すっかり嫌われ者になってしまったみたいですが、この頃は超好青年(見た目は)。
映画監督としての実力も評価されてるメル・ギブソン。
マッドマックスに負けず劣らずのマッドな映画を撮り続けています。
人間性の問題で、映画を製作しづらい状況にあるみたいですが、新作は常に期待して待ってますよ!
トーカッター率いるウルトラキチガイ集団
彼らを表現する言葉は、もうそれ以外見当たりません。
行動も発言も見てくれも、全てがキチガイ以外の何物でもありません。
普通の時が無い。
よくもまぁ、何もないとこからこんなキチガイ集団を作り上げたもんだ。
でも何気に一番キチガイだと思ってるのはフィフ隊長。
裸にスカーフって。
死者が出たなんて噂も
とにかくカースタント、バイクスタントが過激すぎるマッドマックス。
あまりにも過激すぎて、撮影中に死者が出たなんて噂も。
マックスが黒インターセプターで暴走族を追走するシーンでは、転倒して横滑りするバイクが、スタントマンの後頭部にめり込む、衝撃の事故シーンをご丁寧にスローモーションで観せてくれます。
こりゃ死人が出たなんて噂も出回るわ。
でも、今のCG技術では再現できない、生身の迫力は本当に凄いです。
総評
40年以上も前の、オーストラリアで撮られた超低予算映画ですけど、やっぱり今観ても興奮するし、観たこと無い人が観たら度肝を抜かれるんじゃないでしょうか。
頭おかしすぎて。
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続編、『マッドマックス2』の感想はこちら↓
この他にも映画の感想を書いていますので、良かったら是非!↓
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